明石市にて、窯業系サイディング外壁の塗装工事の前にシーリング工事を行いました。

窯業系サイディングの外壁は、ボードを組み合わせてつくられたもので、必ずつなぎ目の部分(目地)が存在します。
このつなぎ目部分にシーリング(コーキング)といって、ゴムのような弾力性のあるものが填充されています。
外壁材と窓周りのつなぎ目にもシーリングが填充されています。

シーリングの役割は、
〇雨水の侵入を防ぎ、建物内部を保護します。
〇建材同士が地震等でぶつかりあうのを防ぎ、クッションの役割をします。
〇外壁の隙間を塞ぐことで、外気の侵入を防ぎ、室内温度を維持します。

シーリング材は紫外線などの影響により、ひびや亀裂、剥がれなど劣化しますので、定期的にメンテナンスが必要です。

シーリング打ち替え工事

築11年程で、既存のシーリング材にひび割れや亀裂、汚れが付着しています。

シーリング材の主な劣化症状として、ひび割れや亀裂、剥離、破断、欠落があります。
目で見ても確認できるので、この症状がありましたら、一度ご相談くださいね(^O^)

今回は、打ち替え工事になりますので、既存のシーリング材を撤去します。

シーリングには、『打ち替え工事』『増し打ち工事』があります。

打ち替え工事は、このように、既存のシーリング材を撤去して、新しいシーリング材を充填します。
増し打ち工事は、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を充填します。

養生してから、接着剤のような役割をしてくれるプライマーを塗布します。
これで、密着性を高めます！

シーリングガンを使用し、シーリング材を充填します。

填充したシーリング材をヘラで平らにならしていきます。

硬化する前に養生テープを剥がして、完成になります。

シーリングの劣化がみられる場合、だいたいのお宅では、外壁塗装のメンテナンスの時期になっていることがいえます。
シーリングのみの工事も行っておりますが、2階建てのお宅などですと、足場を設置する費用がかかってきます。
なので、同時にお家の塗装をすることで足場代を節約することができます。

シーリングの劣化具合や、塗装の時期なのか、中々、ご自身では判断しにくい方もいらっしゃると思います。
そんな時は、是非、街の外壁塗装屋さん神戸店にご相談くださいませ(^O^)／